内部監査ってやったことある人はわかると思いますが、すんごくふわっとした業務。そもそも経験者が社内にいるのも少ないし、何したらいいのかわからない人が大半かと思います。
今回は「内部監査って何するの?」をテーマにしたいと思います。
ではまず内部監査の目的ですが、元々上場していないような非上場会社って言い方悪いですが、コンプライアンス部分はグレーな会社が結構多い。上場しますと色々な投資家の目にさらされる訳ですから、当然法令遵守は当たり前。コンプライアンス面をきちんとしないとそもそも上場できないわけですね。そんなときに活躍するのが内部監査人!この内部監査人が会社がキチンと法令や社内の規程に従って業務が行われているかをチェックするわけです。
一般的には規程に基づいてチェックリストを作成し、各部門を回ってチェックしていくわけです。
が、、!
内部監査人になりたての人からよく質問されるんですが、「経理とか総務とかはよくわからないです。どうしたらいいでしょうか?」
・・・でしょうね!
まぁ、そんな状況でもやらざるを得ないところがつらいところ。やり方はあるっちゃありますが、そんなテクニカルは部分はここでは割愛し、結論はやってくださいとしか言えません(笑)
ただ、ここでそんな悩みを抱えられている内部監査人の方のストレスを減らすために朗報です。
内容よりもやっている事実が大事なのです!
これは僕が実際に証券会社と打ち合わせしているときに言われたお言葉です。
正直言われた瞬間、「え・・?いやそうでしょうけど、それ言っちゃって大丈夫・・?」と心が解放された瞬間です。
まぁ、ただやはり”内容よりやっている事実が大事”とは言うものの、限度はありますのでご注意くださいm(__)m 審査の時に質問が厳しくなっちゃう可能性もあります(まぁ、審査担当にもよりけりですが)。
内部監査人の皆様は色々な場所に出歩く機会も多いかと思います。まだまだ暑い季節ですので、何卒ご自愛ください。
執筆 宇佐見